「6ヶ月で問い合わせを2倍にする」と聞くと、何か特別な裏技があるように思われるかもしれません。実際にやっていることは地味です。現状を正しく測り、優先順位をつけて、1つずつ実行するという当たり前の積み重ねです。この記事では、その4つのステップを紹介します。

それぞれ何を、どこまでやるのか。具体的な中身まで含めてお伝えします。

なぜ「4つのステップ」に分けているのか

多くのホームページ改善が、思うように進まない理由があります。それは、施策の順番が入れ替わっていることです。効果測定の基準がないまま広告を始めたり、サイトの導線を直さないまま集客だけを増やしたりすると、何が効いたのか分かりません。改善が積み上がらなくなります。

順番を固定し、各ステップの完了条件を明確にしましょう。そうすることで、6ヶ月という期間の中でも迷わず前進できます。また、途中で軌道修正が必要になることもあります。その場合も、どのステップの前提が崩れたのかを特定しやすくなります。

ステップ1:現状分析(1ヶ月目)

最初の1ヶ月は、施策を打つ前の「現状把握」に使います。

  • 現在のアクセス数・問い合わせ数を確認し、契約時点の基準値として固定する
  • 競合サイトの構成や訴求、料金の見せ方を調べる
  • どの経路(検索・広告・SNS・紹介など)からの問い合わせが多いかを整理する
  • 過去の問い合わせ内容から、どんな悩みを持つ人が多いかを洗い出す

ここで契約時点の問い合わせ数を基準化しておきます。これが、後の「2倍」を判定する土台になります。目標が曖昧なまま走り出さないことが大切です。遠回りに見えて、一番重要な工程です。

ステップ2:サイト・導線の改善(2〜3ヶ月目)

現状が把握できたら、次に取り組むことがあります。サイトの構成とコピー(文章)を、問い合わせ起点で作り直すことです。

「デザインがきれい」なサイトと「問い合わせが来る」サイトは、必ずしも一致しません。訪問者が知りたい情報があります。何をしてくれるのか、いくらかかるのか、なぜ信頼できるのか、といった情報です。そこに迷わずたどり着ける導線になっているかを、ページ単位で見直します。

あわせて、細部も点検します。フォームの入力項目が多すぎないか、送信ボタンまでの距離が長すぎないか、といった点です。

同時に、検索エンジンに評価されやすい構造の土台も、この期間に整えます。見出しの階層、内部リンク、ページの表示速度などです。改善は一度にすべて反映するのではありません。変更の前後でアクセス解析の数値を比較しながら進め、何が効いたのかを後から検証できるようにします。

ステップ3:集客の実行(3〜5ヶ月目)

土台ができたら、実際に人を集める段階に入ります。

  • 広告(Google・SNS等)を必要に応じて運用する
  • SEO・ローカルSEO(MEO)を継続的に実施する
  • 問い合わせ後の追客を、無料のMA・CRMツールで仕組み化する

ここで大切なのは、複数の経路を同時に試すことです。そして、反応の良いものに予算と時間を寄せていきます。1つの施策に賭けるのではなく、小さく試して調整する繰り返しになります。

反応の悪い施策は、早めに見切りをつけましょう。効果の出ている経路に集中することで、限られた期間の中でも成果を最大化できます。この段階では、施策を打ちっぱなしにしないことが重要です。週単位・月単位で数値を確認する習慣が欠かせません。

ステップ4:検証と保証判定(6ヶ月目)

最後に、契約時に合意した指標(問い合わせ数)を確認します。実際に2倍に達したかどうかです。

達成していれば、残りの報酬をお支払いいただきます。プログラムは完了です。もし未達であれば、着手金を全額返金します。ご希望があれば、追加費用なしで6ヶ月間の再延長も可能です。

「成果が出るかわからないまま払う」というやり方ではありません。成果に対して責任を持つ形にしています。この最後のステップがあるからです。

延長を選んだ場合も、それまでの4ステップで積み上げた土台を、そのまま活かせます。ゼロからやり直すことにはなりません。

途中で成果が伸び悩んだときは

6ヶ月という期間の途中で、思うように数値が伸びない月が出てくることもあります。その場合に大切なことがあります。ステップ1で固定した基準値と、月ごとのアクセス数・問い合わせ数を照らし合わせることです。どの経路で反応が落ちているかを、早めに特定します。

原因は、いくつか考えられます。広告の運用方法にあるのか、サイトの導線にあるのか、それとも需要そのものが少ない時期に当たっているのか、です。原因によって、打つべき手は変わります。伸び悩みを放置せず、月単位で軌道修正を重ねられるかどうかが、6ヶ月後の結果を左右します。

なぜ「保証」という形にしているのか

一般的なホームページ改善の契約では、施策を実施した時点で費用が確定します。成果が出るかどうかのリスクは、発注する側が負うことになります。このプログラムでは、6ヶ月後に指標が未達であれば、着手金を全額返金します。これは、リスクの一部を引き受ける形です。

この仕組みが成立するのは、現状分析から検証までの4ステップという進め方に、一定の再現性があるという前提があるからです。逆に言えば、この4ステップを飛ばして進めるプロジェクトでは、同じ保証を付けることはできません。裏を返せば、保証の有無は、進め方に自信があるかどうかを判断する目安にもなります。

まとめ

ステップ 期間 内容
1. 現状分析 1ヶ月目 基準値の固定、競合・経路の把握
2. サイト・導線の改善 2〜3ヶ月目 問い合わせ起点の構成とコピー、SEOの土台
3. 集客の実行 3〜5ヶ月目 広告・SEO・MEO、追客の仕組み化
4. 検証と保証判定 6ヶ月目 目標達成の確認、未達なら全額返金

特別な裏技ではありません。順番と基準を明確にして進めることが、結果的に一番確実な近道です。対応できるサイトの種類は幅広いです。コーポレートサイト・ランディングページ・採用サイトなどで、業種による制限も原則ありません(ECサイトは対象外です)。

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